<花子とアン15 はな・門限破りの罰は学校大掃除。ブラックバーン校長の恩情と
「GO HOME!!」>
本日放送分の「花子とアン」第15話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(15話)のおさらい】
北澤と門の外で話しこんでいるうちに、門限の5時を知らせる鐘の
音がなり、あわてて北澤に別れを告げ、駆け出すはなでしたが、や
はりというか、すでに門は閉められ鍵がかけられてしまっています。
はなは、校舎の横へ回り、ガス灯の照らすフェンスを乗り越えて校
舎に入るのでした。
しかし運悪く、茂木先生と富山先生に見つかってしまうのでした。
校長室でこってり絞られるはな。
ブラックバーン校長に門限を破った理由について聞かれたかれた
はなは、北澤と話し込んでいて遅れたと、正直に答えるのでした。
はなは門限破りの処罰は「無期限謹慎」だと考えていたようですが、
ブラックバーン校長から、
「Do you really think you’re getting off that lightly?」
(そんなに軽く済むと、本気で思っているの?)
と言われてしまうのでした。
☆★_ ☆★_
結局はなに下された今回の処分は、学校の大掃除を一人でやる、
というものでした。
女学校の生徒たちが帰省する中、はなは学校に残って掃除を始めます。
(といっても、もともとはなは帰省しないつもりでしたが。)
☆★_ ☆★_
<甲府の安東家>
この日、半年振りに吉平が行商から帰ってきました。
かよや、もももずいぶん成長しているようでした。
ふじも吉平の帰りと、お土産の饅頭を見て大喜びです。
吉平ははなの近況をうれしそうに家族に知らせるのでした。
かよははなの英語の成績が学校で一番だと聞いてたいそう喜んで
いる様子。
しかし、吉太郎は「勉強なんで嫁入りの邪魔になるだけだ」などと
憎まれ口をたたくのでした。
☆★_ ☆★_
はなは学校の大掃除を続けています。
実は、はなの掃除のお目付け役としてあのかをる子がついている
ようでした。
はなの挙動をこと細かくチェックし、やたらと口うるさく文句を言う
かをる子にはなは困惑顔でした。
☆★_ ☆★_
<孤児院>
富山先生と茂木先生は生徒たちが集めた「歳末の寄付金」を孤児院
に寄付するためにやってきています。
先生たちは、この日、はなが北澤と二人で、パーティーの後も残っ
てミニーメイのために英語の紙芝居をしてやったことを知るのでし
た。
ミニーメイは「はなへの感謝の絵」を先生たちに渡します。
茂木先生と富山先生ははなが遅くなった理由をここで知るのでした。
☆★_ ☆★_
茂木先生たちが持ち帰ったミニーメイの絵をブラックバーン先生は
広げて眺めています。
絵には紙芝居をしているはなと北澤の図が書かれていました。
茂木先生は、はなの処分を軽くするように校長にかけ合おうとしますが、
いかんせん英語ができないようでした。
かといって、富山先生は通訳してくれそうにもありませんでした。
それどころか富山先生ははなの悪口を言いながらぷりぷり怒り出して
しまいます。
ブラックバーン校長は冷静に富山先生を落ち着かせてから
「I have an idea.」(私に考えがある)と口にします。
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☆★_ ☆★_
はなは礼拝堂の掃除を終え、とうとう5日間にわたる大掃除を完成させる
のでした。
「やっと終わった~!!」と叫ぶはな。
すると女教師たちがパチパチパチと拍手をしながら礼拝堂に入って
きます。
先生たちはそれぞれはなに「よくやった!」「ありがとう」などと声
をかけるのでした。
そこへ御大のブラックバーン校長が茂木先生を連れて、うやうやし
く登場し、はなに大掃除の給金として3円の入った封筒をプレゼント
しようとします。
最初こそ遠慮したはなでしたが、茂木先生のすすめもあってブラックバー
ン校長の恩情をありがたく頂戴することにしました。
茂木先生はこのお金で里帰りの汽車賃に使うようはなにいいます。
ブラックバーン校長は、ここぞとばかりに、
「Hana, GO HOME!!!!」
(はな、お家へ帰りなさい!)
と叫んでその場をきっちりしめるのでした。
☆★_ ☆★_
<甲府の安東家>
縁側で朝市がふじに字を教えているところに、はなからの電報が届
き、はなが帰郷することを知ったふじと朝市、そしてその場にいた
吉平は大喜びします。
☆★_ ☆★_
帰省する前夜、はなはスコット先生にクッキーの焼き方を教わって
います。
はなはクッキーを故郷のみんなに食べてもらうのを楽しみにしている
ようでした。
☆★_ ☆★_
翌朝、クッキーの缶を抱いたはなは汽車に乗って甲府へ向かうので
した。
<ここまで>
そして次回に続きます。
【感想】
どうですか。
はなは、門限破りの罰として「停学か退学」と富山先生に脅されま
すが、ふたを開けてみると、罰は学校の大掃除でした。
学校の大掃除を一人でやる、と言うのも大変であることには違い
ないですが、ブラックバーン校長は懐の大きさを見せて、はなを退学
にはしなかったというところでしょう。
孤児院でミニーメイへの英語の紙芝居をしてやったことも考慮し、
ブラックバーン校長ははなに田舎に帰る汽車賃を「お掃除代」として
与えるのでした。(いい先生ですね。)
☆★_ ☆★_
それにしても、茂木先生は英語が話せない状態で、これまでどうや
って仕事をしてきたのかがちょっと謎だったりします。
富山先生がいつもつきっきりで通訳していると言うわけでもないで
しょうし…。
仕事(寮母、お裁縫の先生)的にはあまり英語とは関係なさそうで
はありますね。
でも、単独で外国人教師と一緒にいることもよくあるようです。
きっと、外国人教師たちも、ある程度は日本語が理解できるのでしょうね。
(スコット先生は日本語をまったく理解できない設定のようですが。)
☆★_ ☆★_
あすははなが5年ぶりに里帰りをします。
周造じいちゃんが、お姉さんになったはなを見てどんな表情をする
かも楽しみですね。
お楽しみにー。
Don’t miss it!!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): 花子のお父
安東ふじ(室井滋): 花子のお母
安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄
木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):花子の祖父
富山タキ(ともさかりえ):英語教師
茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長
スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生
北澤司(加藤慶祐):金沢のお坊ちゃま。帝大一の秀才。
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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